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ソラ

Author:ソラ
escape to the sky,,,

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心に生き続ける限り、魂に植えつけられているあいだは、私は一人ではない。

記憶が現実の体を蝕む腫瘍となる。あのとき無気力に立っていた自分が、未来である現在を生きる私を今も見つめ続けている。

あのとき望んだ私になれていなくてごめんねと謝ることさえ許されない。謝罪の言葉が繰り返し喉をついて出そうになるので錠剤と共に飲み込んだ。

混濁した思い出という名の逃げ場所へ奔走してはたどり着けず路肩に膝をついて朽ちかけた電柱へともたれかかった。

見上げた天井には何もなくて、雲もオゾンの色も視認できず、あるはずの色が判別がつかないほどにまっさらに澄んでいる。

まるで物語に迷い込んでしまい抜け出せなくなった本の住人にでもなった気分。

私が想像しえる出来事しか起こらない、読後感の欠片も残らない些末な物語のようで虚しさに悩む。





あなたを思い出して、心が凍りそうで君に泣きつきたくなると本心を明かしたら、私を叱咤するだろうか。呆れてしまうだろうか。

わざと子供っぽく戯けて見せては自分を隠そうとして、結果的に君が笑ってくれるからこれでもいいんだと自分に言い聞かせた。

何も伝えようとせず時間の隙間で藻掻いている私を、明け透けに生きている私の姿を、絶対に見せたくなかった。

道化として生きるなら死ぬまで演じねばならない。

生きてる頃は大変だったよ。生きた心地がしない毎日がひたすらに無味で無為でさ。

今こうして死んでしまっているんだけれどね!あはは、なんて笑って話せたらいいな。今、笑えないでいつ笑えるのかは知らない。

考えたくもないよ。










【2017/02/02 00:37】 | other |
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